プロジェクトVOICE
―県内の学生と社会の架け橋になりたい―

このプロジェクトの趣旨は、学生であれば必ずといって良いほど将来通るであろう「就職活動」。
企業説明会やOBとの会話などで会社の条件や内容は理解できても経営者の今の考え方や、
資格は別としてどんな人材が今は必要なのか?
そして当時学生時代はどう考えて過ごしていたのか?
といった会社のトップである社長の本音や内面を知る機会はなかなか無いもの。
そういった企業のトップの考え方を学生に知ってもらうことにより視野を広げてもらいたいということ。
そして各学生がやっている就活が、~の資格があるから・・・。~の学部だから・・・。 ~なら就職できそうだから・・・。周りが~だから。
だけであるなら、本人だけではなく就職先の企業にとっても不幸な結果にしかならないのではないでしょうか。
そういった自分と向き合い、本当に自分がやりたいことを見つけ、自分で突き進む力を培うきっかけづくりになれればと思っています。

―自分中心の時間なのか周り中心の時間かを知る―

本当は高校時代になりたい職業があってその近道として大学や専門学校を選んだ人もいるはずです。
逆に学生生活の中でやりたいことを見つけた人もいるはずです。
ただ、学生生活の中で先輩の就職実績や模擬試験、周りの人と自分を比較していつの間にか足取りが重くなり、本気でやる前に「~だから。」と、自分で自分を納得させて あきらめてしまう人もいるでしょう。
もちろん、先見性を持った上で次に切り替えるならいいのですが、卒業した後で振り返った時に自分への挑戦の時間ではなく、周りに流されたり、あきらめで時間を過ごすのであれば時間の無駄にもなりかねません。
本気で自分の為に就活や勉強をしているのか?
周りの期待や意見に合わせるための自分を演じた就活や勉強なのか?
せっかく学生として与えられた時間を無駄にして欲しくはないですし学生として自分を試したり、チャレンジできる時間を持てているのは周りで経済的支援やいろんな部分でみなさんを支えてくれる人が大勢いるからです。
例えば、経済的支援が身内の方であれば「学生の間は授業料を出してもらうのは当たり前」ではなく誰かが働き、努力や苦労した結果の時間から生まれたお金で今の学生生活の時間が生まれているのであればその人以上の苦労をし、何かを得るべきです。
そして気付いて頂きたいのは、振り返ってみれば今までの結果や人脈、性格は運命ではなく自分の日々の選択の積み重ねが今の自分や環境を決めているということです。
例えば世界で最後といわれるマイケルジャクソンの遺品展のインターンや取材をできたACTメンバーも決して運命ではなく、何か成長したくて「ACTに入る」という意思と、私自身がACTのサポートをするに当たり学生にとってチャンスと思い遺品展のディレクターへ「インターンの企画を伝える」意思がクロスしたからです。
「将来は決まっているもの」ではなく「自分が決めて、変えていくもの」それに気づき今後の就活や社会人として成長していけるきっかけを作れればと思います。

―将来のビジョン―

このプロジェクトのメンバーになる、もしくはメンバーが創ったものを見て今まで自分が持っていた考え方のワクを広げ自分というかけがえのない大切な人間と向き合い、さらに沖縄県の学生それぞれが刺激しあい本当に自分がやりたいことを明確にして地場の企業で活躍する、もしくは沖縄県内だけではなく県外や海外へ夢を見つけ飛び出していったり、グローバルに沖縄や日本を支える学生がこのプロジェクトをきっかけに一人でも多く輩出できればと思っています。
そしてこのプロジェクトを県内だけで終わらせるのではなく、内地にも広げ県外の多くの学生が沖縄にある文化や人と触れ合い逆に沖縄で働きたい、沖縄に住んでみたいという内地と沖縄の架け橋になれればと考えております。
もちろんこのプロジェクトは学生である皆さんの協力はもちろん、地方自治体の方々や県内の大学や専門学校の協力、そして地場の企業様の協力、この3つが1つにならなければ継続できません。是非、沖縄県で多くの方のご支援をいただけるプロジェクトとして邁進していきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。


企画室 室長